連理のタロット

連理のタロットの特徴は次の通りです。 1. オリエンタルな色調 連理のタロットは、白・青・赤を基調としたオリエンタルな色調で、東洋の伝統と神秘を融合させた独特のデザインです。 カードには、この色調は、連理の枝のテーマに沿って、愛と絆、調和と平和、変化と成長を表現しています。 2. スタンダードサイズのフルデッキ 連理のタロットは、使いやすいスタンダードサイズのフルデッキです。 このタロットは、78枚のカードがすべて揃っていて、大アルカナと小アルカナの両方を含んでいます。 カードのサイズは、約7.0cm×12.0cmで、手に馴染みやすく、シャッフルもしやすいです。カードの裏面は、連理の枝の模様が施されています。 3. 連理のタロットのテーマ 連理のタロットのテーマとなる連理の枝とは、二本の木が根元で結ばれて一つの木になる現象です。連理の枝は、古来から中国や日本で、夫婦の象徴や永遠の愛の証とされてきました。連理のタロットでは、連理の枝は、人と人との関係や運命の糸を表しています。連理の枝は、カードの中に隠されたメッセージやヒントとなります。 【仕様】 フルデッキ78枚 ＋ オリジナル被せ箱 【カードサイズ】 7.0×12.0 cm

ユニバーサル・ウェイトタロット

スタンダードな“ライダー・ウェイト版”を鮮やか彩色で表現したタロットデッキです。 　オラクルカードをお使いの方の中には、「オラクルカードを使っているけれど、タロットは敷居が高くて・・・」とお思いの方も多いかもしれませんが、タロットカードはオラクルよりも枚数が多く、それだけ詳細な結果を導き出せるという利点もあります。勿論、タロットそのものが持つ神秘性にも抗い難い魅力があります。 　スタンダードなものから個性的なものまでバラエティ豊かなラインアップがございますので、ご自身にぴったりのデッキをお選びいただくことができます。既にタロットカードを取り扱っていらっしゃるお店様にも、これからタロットを置きたいと考えているお店様にもおすすめです。スタンダードな「ライダー・ウェイト版」に鮮やかな色彩を施した、美しいタロットデッキです。優しいタッチで描かれたイラストが、明るいインスピレーションを与えてくれます。 通常版のイラストよりも柔らかい雰囲気を持っているので、タロット独特の暗くネガティブな象意を持つカードも、ダークさや怖れを感じることなくリーディングすることができます。 教則本や関連書籍も多く、スクールでも最も多く扱われているライダー版なので、初心者の方へ、最初のデッキとしておすすめの商品です。 こちらの商品には専用日本語解説書は付属しておりません。 メーカー：AGM（スイス） カードサイズ：120×70mm 枚数：78枚（大アルカナ22枚+小アルカナ56枚） 付属品：英語解説書（正規付属品）

ライダー・ウェイトタロット（スタンダード／英語／AGM）

　オラクルカードをお使いの方の中には、「オラクルカードを使っているけれど、タロットは敷居が高くて・・・」とお思いの方も多いかもしれませんが、タロットカードはオラクルよりも枚数が多く、それだけ詳細な結果を導き出せるという利点もあります。勿論、タロットそのものが持つ神秘性にも抗い難い魅力があります。 　スタンダードなものから個性的なものまでバラエティ豊かなラインアップがございますので、ご自身にぴったりのデッキをお選びいただくことができます。既にタロットカードを取り扱っていらっしゃるお店様にも、これからタロットを置きたいと考えているお店様にもおすすめです。 ライダー・ウェイト版タロットカードが新パッケージになりました！新たな表紙に採用されているのは"the World"「世界」のイラスト。外箱は持ち運びやすいキャラメル箱の形になりました。 また、カードの裏面の「薔薇十字」デザインはそのままに、社名の印字がなくなりました。 20世紀以降、世界のスタンダードとなったライダー・ウェイトタロットがブルーのボックスパッケージになりました。カードの裏面も鮮やかな薔薇十字で神秘性を醸し出すデザインになっています。パッケージに "Made in Germany" の表記があり、ドイツのライダー・ウェイト版とも言われています。 初版は1909年。19世紀にイギリスで生まれた魔法結社「ゴールデン・ドーン」に所属していたアーサー・エドワード・ウェイトが、パメラ・コールマン・スミスに描かせました。 初心者の方はもちろん、プロの占い師の方や、教室でリーディングを指導されている方にも、タロットを扱う方なら必ず一度は触れることになる、おすすめ商品です。 ◉商品仕様 内容：カード78枚+英語解説書 カードサイズ：W70×H120mm ※専用日本語解説書はついておりません。

ライダー・ウェイト・タロット ポケット＜US＞

初心者からプロフェッショナルの方まで、幅広くさまざまな方に愛されているタロットカードです。 「ライダー版」「ウェイト版」などと呼ばれ、その魅力的なイラストは、タロットカードに触れたことのある方なら、 どんな方でも一度は目にされたことがあることでしょう。 タロットの教則本などでも、このスタンダードな「ライダー版」が使用されているものが最も多いでしょう。 初めての方はもちろん、プロの占い師の方、教室などで教えられている講師の方、みなさまにおすすめのタロットデッキです。 構成は、大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の合計78枚のフルセット。 ■商品仕様 メーカー：U.S.Games（アメリカ） 内容：カード全78種 解説書：英語 パッケージサイズ：H94 × W61 × D26 [mm] カードサイズ：H89 × W57 [mm] ※専用日本語解説書は付属しておりません

天使のタロットカード

古代ギリシャ語の「エンジェル」は、もともと「メッセンジャー」という意味でした。この「天使のタロットカード」も、実際に「グッド・カウンシル（＊善良な議会）」のメッセンジャーであり、その特命をおびて送り出されました。権力闘争、金銭欲、名声への憧れなどにより、疎外感がつのる世の中で、このカードは、闇を照らす灯のような、混沌とした時代の導き手となるでしょう。

アールヌーヴォータロットカード

個性的なスカラベオ社のタロットカードはコレクションにもぴったり イタリアのLo Scarabeo（ロ・スカラベオ社）から仕入れたタロットカードです。※日本語解説書は付属しておりません。

むぎのタロット

スナネズミのむぎが可愛らしいタロット 人生でとても辛く悲しいとき 「ただ生きること」を教えてくれたスナネズミの「むぎ」 そんな「むぎ」への思いが、78枚のタロットカードになりました。 「むぎ」は、著者であるyukiさんが飼っていたペットのスナネズミ。体長10㎝、体重60ｇほどの、小さなネズミです。このカードはそんな一匹のスナネズミと、その飼い主であったyukiさんとの交流から誕生したタロットカードです。 2011年、社会人としてごく普通の生活を送っていたyukiさんを襲った突然の病。それは、癌でした。 それも、治療法が確立されていない珍しいガン・・・再発率も高いと診断されたため、抗がん剤や手術をはじめ、あらゆる治療法が施されたそうです。 周囲の友達は、恋愛や仕事などの充実した話が花盛り。そんな中、治療の副作用で毛髪が抜け「自分の生きている意味っていったい何だろう？」と絶望することもたびたびあったといいます。 その頃、ペットの「むぎ」はただ毎日を楽しそうに生きていたそうです。 yukiさんに寄り添うわけでもなく、ごはんをたべ、毛づくろいをし、住まいを器用にととのえ、夜になると眠る・・・ただただ、毎日を楽しそうに生きていたそうです。 そんな「むぎ」の姿を、一枚一枚のカードに描いたのがこのタロットです。 「今日という２度と戻らない1日を楽しく、微笑んで歩くことを手助けしてくれるように」・・・を意図して1年の時間をかけて制作されたタロットです。 以下は著者であるyukiさんからのメッセージです。みなさんのかけがいのない一日が、ますます光輝きますように。 「むぎ」は、病気になる前、わたしがまだとても幸せだったころに買ってきたネズミです。 「むぎ」と過ごした３年間のあいだに、とても辛いことがあり、大きな病気にもなって、病気は治ったものの、結婚適齢期と人から呼ばれる年齢で髪の毛がすべて抜けてしまい、周囲が婚活に勤しむ中、自分はまっとうに生きていくのはもうダメだと勝手に思い込んでいました。 仕事は続けられましたが、友達が結婚や仕事で活躍していく横で、自分だけ取り残されたような気がして、むしろ、病気の治療に専念していたときよりもいろいろと考えるようになってしまい、とても辛く感じていました。 砂漠が原産で、一生家族仲良く暮らす習性のあるスナネズミの「むぎ」にとって、私の家は、「幸せ」な状況ではなかったはずです。でも彼は、ただ、毎日ごはんをたべて、自分の家を器用に整えて、毎日かわることなくおやつを喜び、生ききりました。 わたしがやったことは、彼をせまい世界に閉じ込めたことだけです。 でも彼は、毎日そこで生きて、私が楽しいときも、つらいときもただ、生きていていました。そして、病気が治るのをまってくれていたかのように亡くなりました。 他のネズミよりも少し長く生きたものの、子孫を残すこともできず、外の世界をみることもなく、亡くなっていったにもかかわらず、「むぎ」は誰にうらみごとをいうわけでもなく、それどころか、最後にお花を咲かせていってしまいました。 わたしは辛い辛いと思っていましたが、支えてくれる人たちもたくさんいました。家族も友達も、本当に心配してくれていました。 ケージの中の「むぎ」とちがって、いつでも好きなところに行けました。 それなのにわたしは、自分に欠けているものばかり、探して、生きる気力を失っていました。 「ぼくは生きたよ。生き切ったよ。」 ・・・「むぎ」の棺の上のお花は、むぎからのそんなメッセージのような気がしました。 私が勝手に悩みをつくって、人を避けて、苦しんでいる横で、小さなネズミは、ただ、生きて、まわりに幸せしか吐き出さないで、死んでいきました。 ただ、生き切った彼には、自分にたりないところを呪う暇なんてどこにもなかったのです。 ■商品仕様 内容：カード全78種（日本語版ガイドブック付属） ボックスサイズ：H92×W62×D28[mm] カードサイズ：H91×W60[mm] 著者：yuki

Tarot of Nautica　異国のタロットカード

美しくファンタジックな動物たちのタロット 異国への旅をテーマに、動物達をそれぞれのカードの主人公として、大アルカナ22種類を描いたタロットカードデッキ。 神秘的な世界に、鮮やかに描き出された動物たちは今にもカードの中から飛び出してきそうなほど瑞々しく描かれています。 ■商品仕様 内容：カード全22種、解説書無し 箱サイズ：H130×W80×D15 [mm] カードサイズ：H120×W70[mm] 著者：Nanami

フェアリーテイルタロットカード（Fairy Tale Tarot Cards）

おとぎ話のような可愛くてポップなタロット 韓国のカードメーカー"PRIME MUSE”から仕入れたカードシリーズです。韓国の文化や歴史、環境などをカードを通して知り、興味を持ってもらいたいという著者の願いが込められた作品と、タロットカードや花札といった日本人にも馴染み深いカードを、独自の視点で解釈したユニークなデッキをラインナップしています。「フェアリーテイル」とは、おとぎ話・童話の意味です。 このタロットカードに描かれたキャラクターたちは皆おとぎ話の中からど日出してきたかのような、ポップで豊かな表情を湛えています。 怖い絵柄が苦手な方や、タロットが初めてという方にも安心してお使いいただける明るいデッキに仕上がっています。 また、各スートのコートカードは全て2種類ずつ入っており、1種類は人、もう1種類はよりファンシーなラッコ・カワウソをモチーフにしたキャラクターになっています。 お好きなイラストを選んでお使いいただけます。 キャラクターのコートカードを使えば、よりおとぎ話の世界が広がるかもしれません。 カードは、大アルカナ22枚、小アルカナ56枚+16枚組み。 ワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4スートで構成されています。 カードの裏面は正逆の判別がつかないデザインです。 ■商品仕様 内容：カード全94種、英・韓国語解説書（188p）、日本語解説PDFダウンロード（96p） 箱サイズ：H139×W92×D53[mm] カードサイズ：H115×W71[mm] 著者：コ・ギョンア 編集：コ・スヒョン 翻訳：重松麻弥 発行：黄金時代 発売：PRIME MUSE（韓国）

青い鳥のタロット

ハイクオリティのイラストレーションに彩られたタロットカードです 　カードとして使用するだけでは勿体ないくらいの美麗なイラストレーションで表現されたタロットカードが届きました。 　この『The Blue Birds’ TAROT（青い鳥のタロット）』は、絵画を中心に幅広い分野でアーティスト活動を行っている川口忠彦さんが、西洋占星術師の三上牧さん　との共作で制作した、オリジナルタロットカードです。 　「本職の鑑定解釈に耐える絵柄、実際に使えるカード」を目標として、意味的象徴的に吟味を重ねて制作されたというだけあって、現代的なタッチながらも、タロットの伝統的な世界観を感じることができる繊細な仕上がりになっています。 　色彩を抑えめにしたその絵柄は非常に神秘的で、額に入れて飾っておきたい程の美しさです。また、大アルカナのみのコンパクトなセットとなっているので、持ち歩くのにも場所を取りません。このカードで身近な人を占ってあげたら、きっと喜んでもらえるはずです。 　解説書も付いているので、初心者からプロフェッショナルまで幅広くご使用いただけるカードセットです。是非お取り扱いをご検討ください。 ■商品仕様 内容：大アルカナ22枚、日本語解説書（12p） 箱サイズ：H133×W74×D10[mm] 挿絵：川口忠彦 監修：三上牧 企画・制作：HESOMOGE Artworks（セルフパブリッシング）

トート・タロット ポケット AGM

独特の世界観で根強い人気を誇る『トート・タロット』デッキです。 　オラクルカードをお使いの方の中には、「オラクルカードを使っているけれど、タロットは敷居が高くて・・・」とお思いの方も多いかもしれませんが、タロットカードはオラクルよりも枚数が多く、それだけ詳細な結果を導き出せるという利点もあります。勿論、タロットそのものが持つ神秘性にも抗い難い魅力があります。 　スタンダードなものから個性的なものまでバラエティ豊かなラインアップがございますので、ご自身にぴったりのデッキをお選びいただくことができます。既にタロットカードを取り扱っていらっしゃるお店様にも、これからタロットを置きたいと考えているお店様にもおすすめです。『20世紀最大の魔術師』とされる、アレイスター・クロウリーによって生み出されたトート・タロットは、数秘や占星術などの魔術的、神秘的な要素を持ちつつも、その美しく芸術的なイラストで愛好家も大変多いデッキです。 ポピュラーなウェイト版とは一線を画す抽象的な図柄は使用者の直感やイマジネーションを刺激し、より詳細で的確なリーディングができるとも言われており、難解なイメージを持たれることもあるこのデッキ。 それでもなお、世界中に愛好家を持つ不思議な魅力を放ち続けています。 メーカー：AGM（スイス） カードサイズ：56×89mm 枚数：78枚

NARITAÏ タロット《ザ・マルセイユ》

古典タロットを現代的に再構築 古典的なマルセイユ・タロットを再構築したタロット22枚セットです。 描かれる人物は親しみやすい表情を浮かべ、優しい色彩でありながらハッキリとした輪郭をもつイラストは、元来シニカルな風情のあるマルセイユ・タロットの伝統的な特徴を踏襲しつつも、現代の私たちが読み取りやすいよう仕上げられています。 【著者より】 マルセイユ・タロットの大アルカナ22枚を独自の美術史研究により再構築。 ルネッサンス期の色彩を復元したほか、人物には漫画的手法で心理描写を施しました。 成泰 著『タロット 隠されたメッセージ』（2023.06.20）に、詳細説明があります。 << こだわりのポイント>> 白い背景と克明なラインによるハッキリとした絵柄。初心者でもリーディングしやすいカードです。 「神聖幾何学（6cm x 12cm）」にもとづく画像構成。右脳と左脳をバランスよく刺激し、豊かなインスピレーションを誘います。 裏面は「ユリ、蓮（ロータス）、鳩、ハート、スペード、太陽」をモチーフにデザイン。シャッフルするたびに「エネルギー」を与えてくれます。 グロス加工（光沢コーティング）により、発色性・耐久性にすぐれています。 ※カードの持ち運びに便利なリネンの巾着が付いています。 ※解説書は付いておりません。 ■商品仕様 内容：カード全22種、解説書なし、専用リネン巾着付き パッケージサイズ：H138×W78×D23[mm] カードサイズ：H130×W70[mm] 本体重量：約115g カード加工：グロス加工 著者：成泰 （セルフパブリッシング）

ムーンガーデン・タロット

「月の庭」に住む、表情豊かなキャラクターたちが魅せる夢の世界。 　オラクルカードをお使いの方の中には、「オラクルカードを使っているけれど、タロットは敷居が高くて・・・」とお思いの方も多いかもしれませんが、タロットカードはオラクルよりも枚数が多く、それだけ詳細な結果を導き出せるという利点もあります。勿論、タロットそのものが持つ神秘性にも抗い難い魅力があります。 　スタンダードなものから個性的なものまでバラエティ豊かなラインアップがございますので、ご自身にぴったりのデッキをお選びいただくことができます。既にタロットカードを取り扱っていらっしゃるお店様にも、これからタロットを置きたいと考えているお店様にもおすすめです。 夢の中の様な幻想的な雰囲気を醸し出す、淡く不可思議なイラストが魅力的なデッキ。ブルーを貴重としたデザインの中に月や星、エキゾチックな植物、ユニコーンや蝶などが美しく共存する神秘的な先を映し出しています。 カードには、英語によるタイトルと通し番号が書かれています。 「ライダー（ウェイト・スミス）版」をもとに構成されています。 裏面は正・逆の判別がつかないタイプ。 メーカー：U.S.Games（アメリカ） カードサイズ：120×70mm 枚数：78枚（大アルカナ22枚+小アルカナ56枚） 付属品：英語解説書（正規付属品） ※日本語解説書は付属しておりません

ミンキアーテ・タロット

タロットの宇宙を紐解き、根本に還る 今日、一般に広く知られているタロットは、その多くが、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の全78枚デッキです。 数世紀に渡る変遷の中で、さまざまなタロットが誕生し、現在のスタンダードが形作られました。 この「ミンキアーテ・タロット」は、私たちのよく知るライダー・ウェイト・タロットや、マルセイユ版と呼ばれるカードデッキとは異なり、全97枚という大掛かりな構成が組まれています。 小アルカナ56枚であるのに対し、大アルカナと呼ばれるカードが41枚あります。 一般的な22枚の大アルカナに加えて、「賢慮」「希望」「慈愛」「信仰」といった美徳を表すカードがあり、 一方で「女教皇」「教皇」ではなく「太公」「西の皇帝」「東の皇帝」といったカードが含まれます。 「ミンキアーテ」という言葉は、その時代や地域によって、世俗的な意味合いをもつイタリア語だとされ、 このタロットが必ずしも高尚な品物ではなかったということを伺い知ることができます。 もとよりタロットカードは占いのツールではなく、カードゲームとして愛され流通していたという歴史からも タロットが神秘性を帯び始める以前に、ユニークにして芸術的なカードゲームとしてこの「ミンキアーテ・タロット」が作られたものだということがわかります。 では、タロットを占星術や神秘的なものと結びつけ、占いのツールとしてのタロットが作られたとして、 それは間違った行為だったのでしょうか？ 否、古典と呼ばれるタロットカードの絵柄は、有名絵画のそれと同じ構図を持ち、 教会に描かれた宗教画や、神話絵画にも、共通する象徴が描かれていることなどから考えれば、 カードゲームとして流通したタロットに神秘性を見出すことは、決して難しいことではなかったといえるでしょう。 絵画の中に見られる象徴を読み解くことで、 このタロットカードに描かれた世界の奥行きは大きく広がります。 全312ページに及ぶ肉厚な解説書は、人々が焦がれた神話世界のイメージをどこまでも拡大し、 全く新しい、タロットへの解釈の視点をもたらすことでしょう。 タロットの古典的本質を読み解くヒントが詰め込まれた本著。 「タロットの歴史を知りたい」 「これまでとは違ったデッキを使ってみたい」 「中世の絵画が好きで、タロットにも興味がある」 そんな方にぜひともおすすめの1冊です。 ■商品仕様 内容：カード全97種、日本語解説書（312p） カードサイズ：H128×W76[mm] ボックスサイズ：H193×W181×D48[mm] 著者：ブライアン・ウィリアムズ 監訳：鏡リュウジ 翻訳：美修かおり